top
contact
 
トピックス
色彩まちづくり│みんなのいろ
色彩レポート│気になるあのいろ
報告│このいろできました
〒103-0002
東京都中央区日本橋馬喰町一丁目8番15号

fax.03-3664-8072
e-mail.info@colorplanning.net
Copyright 2011 Color Planning Center,Inc.
このコーナーでは、色彩計画家・吉田愼悟をはじめ、経験豊かな当社スタッフが新しい建築物や土木構造物、プロダクト、グラフィックなどの色彩をテーマに記事をブラッシュアップしていきます。

福島県磐梯・猪苗代│穏やかなロードサイドの店舗・広告物


磐梯朝日国立公園は、出羽三山から、朝日連峰、飯豊連峰を経て、レクリエーション地として多くの人が訪れる磐梯山、吾妻山、猪苗代湖に至るエリアで、山形県・福島県・新潟県の3県にまたがる。
これらの写真は、福島県耶麻郡北塩原村の桧原湖と五色沼の間を通る国道459号沿いに立地するガソリンスタンドやコンビニエンスストアである。いずれも全国にチェーン展開する店舗だが、建築物と屋外広告物に用いる色彩の彩度を低く抑え、国立公園の自然に溶け込む落ち着いた色使いを採用している。









こうした壁面色や屋根色、屋外広告物などの色彩は、国立公園内の自然保護の観点に立脚した自然公園管理計画(環境省・自然公園法※1)や、地域の景観形成の観点に立脚した重点地域景観形成基準(福島県・景観条例※2)によってコントロールされている。
普段からチェーン店の鮮やかな色彩を見慣れているためか、一連の落ち着いた色彩の店舗を見ると衝撃を覚える。周囲の豊かな自然がいきいきとして見えた。(S)

※1 磐梯朝日国立公園磐梯吾妻・猪苗代地域管理計画
※2 磐梯山・猪苗代湖周辺景観形成重点地域景観形成基準

▲このページの先頭へ
▲第1回 汐留│汐留シオサイト5区のページへ
▲第2回 銀座│地域ブランドをつくる色彩のページへ
▲第3回 川崎市臨海部│かわるかわさきの工場群のページへ
▲第4回 福島県磐梯・猪苗代│穏やかなロードサイドの店舗・広告物のページへ
▲第5回 小田原市│全国初!景観法対応の色彩基準のページへ
▲第6回 小田原市│景観計画施行後の着実な取組みのページへ